あわてないで落ち着いて!ぎっくり腰の対処法
ぎっくり腰になったことはありますか?
突然の強烈な腰の痛み・・わたしも経験があるので分かります。
しばらくは痛みが続き「もう、治らないかも・・」と思うほど、不安で憂鬱です。
本日は、ぎっくり腰になった時の対処法について、お話ししたいと思います。
こんにちは、プライベートサロン「はは猫のハムストリングス」
セラピストのミヨです。
ぎっくり腰になった時の対処法
痛みには「急性」と「慢性」の2つがあります
急性の痛み・・外傷や急な病気による痛み、一時的で、短期間で痛みもなくなります。
体の異常を知らせる警報でもあります。
慢性の痛み・・痛みが長く続いている状態(3ケ月以上)、原因不明なときもあります。
ぎっくり腰は「急性の腰痛」です。
しっかりと対処しておけば、そして予後を大事にしておけば、自然治癒していきます。
ぎっくり腰は些細な動作のキッカケでなるようです
- 重いものを持ち上げた時
- 少しお辞儀をしただけ
- 立ち上がろうとしたとき
- 咳やくしゃみをしたとき・・などなど
原因となること
腰回りの筋肉の衰えや、腰への過度な筋肉負荷により、腰回りの筋肉の動きが不十分になり、腰椎を支えている椎間板、関節、靭帯、筋肉に部分的な損傷、炎症がおこり強い痛みが生じます。
対処法
動けないほどの痛みがある時は「安静」と「冷却」に徹してください。
パニックになって無理に病院に行かなくても大丈夫です。
「安静」
むやみに動かず、最も楽な姿勢で深呼吸をしてみてください。
過度に緊張した筋肉が緩んできて、痛みが落ち着いてくることがあります。
「冷却」
急性の痛みや炎症は「アイシング」が大切です。
痛みがある、腫れている、熱を持っている部分を冷やしてください。
氷をビニール袋に入れて、または保冷剤でもOKです。患部に直接当てないよう、必ずタオルを間に挟んで、20分間冷却、40分間ほど氷を外して休憩、これを2~3回ほど繰り返してください。
時間が経過し、動けるようになれば無理をせず、出来る限りの通常の生活をするようこころがけてください。(心配ならば病院に行って湿布をもらって安心しておきましょう)
安静にしすぎることは、かえって筋肉を緊張させ、血流を悪化させるので、症状を長引かせることになります。
予防
日常の動作や姿勢に気をつけましょう。
※画像は厚生省よりお借りしました。
マッサージや整体は?
デスクワークや重い物を持ったりなど、酷使した腰には、定期的に整体やマッサージなどを受け、筋肉の緊張を緩め、血流を良くしておくことも予防になるます。整体やマッサージなどは筋肉が過度に緊張して、こりや腰を動かすと痛みがある時などには効果がありますよ。
入浴に関して
患部の腫れや熱を持っているなどの炎症反応がある場合は避けなければいけません。
ただ、炎症反応もなくなり、痛みも緩和しているようであれば、入浴も大丈夫です。
お風呂に入ることで、血流の改善やリラックス効果、自律神経が整うなど、体の不調を改善してくれるので、痛みが楽になるようです。
筋力や柔軟性をつけておくことも大切
筋トレ+ストレッチの両方をすることにより、筋トレで腰回りの筋力の衰えを改善し、ストレッチで筋肉に柔軟性をつけて、血流を良くしておきましょう。
今回はおすすめのストレッチをご紹介します。
腰痛予防、また、腰が痛いけど休めないときなど(痛みは引きませんが、多少緩和します)におすすめです!
①「お尻と太もも裏」をストレッチ
- 手脚を伸ばして仰向けの姿勢で体幹をまっすぐに
- 片ひざを両手て抱え、胸に近づけるイメージでゆっくりと引き寄せる
骨盤は床から浮かないようにしてください。 - お尻と太もも裏が伸びていると感じたら、無理のない位置で20~30秒キープ
(呼吸は自然に・・筋肉を伸ばすときは、ゆっくりと息を吐きながら伸ばしてください) - ゆっくりと元の姿勢に戻る
- 反対の足も同じように伸ばしてください
②「お尻と太もも裏」をストレッチ
- 手脚を伸ばして仰向けの姿勢で体幹をまっすぐに
- 片脚を両手て抱え、胸に近づけるイメージでゆっくりと引き寄せる
骨盤は床から浮かないようにしてください。 - お尻と太もも裏が伸びていると感じたら、無理のない位置で20~30秒キープ
(呼吸は自然に・・筋肉を伸ばすときは、ゆっくりと息を吐きながら伸ばしてください) - ゆっくりと元の姿勢に戻る
- 反対の脚も同じように伸ばしてください
ストレッチの目安
腰痛予防のストレッチ①と②を、左右交互に1回ずつを1セット5~10回
痛みがある場合は、1セット3~5回すれば、痛みが緩和しますよ!
しかし、大切なのは回数ではありません。ゆっくりと正しく筋肉を伸ばすことです!
無理はしないでくださいね!
腰は体の要です!大事にしましょう!