めぐりが良いことは美と健康の基本です~血液①~
本日は みなさまの身体の中をめぐる血液のお話をします。
血液は 検査で調べれば 身体の状態が 何でも分かってしまいますよね。
でも 検診の検査結果表って異常なしだったら 机の中にしまいっぱなしです。
こんにちは プライベートサロン「はは猫のハムストリングス」
セラピストのミヨです。
身体の中をめぐる血液
日頃 血液について気になることといえば やはり「血流」ではないでしょうか・・。
血液は 体内を約1分で巡るそうです(速いですね)。
ご自分の血液が身体の中を ちゃんと巡っているのか気になりませんか?
年を重ねると 夏でも冷房などの影響で手足が冷えることがあります(加齢により毛細血管って減少していくんですよ・・)手足の末端まで 血液が行き届いていないのかもしれませんね・・。
【血液の働き】
・全身に酸素や栄養分を運び、体内に発生した二酸化炭素や老廃物を体外に出せるよう運んでいきます
・体温が一定になるよう調節し 血液の成分、白血球は体内に細菌やウイルスなどが入ってきたとき退治して身体を守ります
【血行不良の原因】
・ドロドロの血液・血管の弾力・毛細血管の減少
また病気や生活習慣などの様々な要因があります
(病気の症状での改善は投薬など専門的な治療が必要となります)
【血行不良の症状】
・冷え性・倦怠感・疲労感・足の浮腫み・筋肉のコリ・血圧の上昇 など
何事に対しても言えることですが これからも明るい元気な生活を過ごすためにも日々の生活態度が影響していきます。
「まだまだ大丈夫」と思わず現状を見直し、少しづつ改善できるものはしていきましょう。
【生活習慣から見直す~食卓編~】
・暴飲暴食はやめましょう
・血液がサラサラになる食品を意識して、食卓に並べましょう
代表的なのは大豆製品(納豆、豆腐、きな粉など)青魚(サンマ、さば、イワシ)玉ねぎなどです。
※わたくしの夫は健康診断で初めて動脈硬化を指摘され、動物の本能的行動だったのでしょうか、なぜか納豆を1~2パック毎日 無心で食べ始めました。そして食べ続けました。すると半年後の血液検査では「異常なし」との結果が出たんです。
これには わたくしも本当に驚き「納豆パワー」を感じました納豆の中に含まれている「ナットウキナーゼ」は血栓溶解効力があるんですね~
青魚の油は、DHA、EPA(2つとも不飽和脂肪酸)が含まれていて、血液をサラサラにしてくれます。
ご注意していただきたいのは、網の上で焼いてしまうと油が落ちてしまうので DHA、EPAの摂取量が減ってしまいます。
なので 効果を狙うのであれば、お刺身や煮つけ&煮汁(煮汁に青魚の油が落ちていますよ)、お手軽さを求めるのであれば 缶詰もいいですね(もちろん缶の中の汁は大事ですよ)
でも どうしても焼き魚でないと・・という場合も 油の量は減ってしまいますが、コツコツと青魚を意識して食べることが大切です。
そして 玉ねぎも血液をサラサラにしてくれる野菜として有名です。
玉ねぎには 血液を固まりにくくし、血栓ができるのを予防する効果がある「アリシン」という強い臭いのある辛味成分(切ると目が痛くなる あれです)が含まれています。
この「アリシン」は水に溶けやすく 熱に弱いので、水にさらしたり 加熱調理をすると消えてしまいます。
生で食べるのが血栓予防には一番いいようですが、生では辛味があるので(あの辛味が消えたら効果は期待できません)どうしても「無理」という方は 加熱して食べてもOKです。
甘くなるまで炒めてみたり煮込むと「セパエン」という成分に変身します「セパエン」に変化すると動脈硬化予防、高血圧予防、コレステロールや中性脂肪を減少させる効果があるそうですよ。
食はお薬ではありません。おいしくなければ食べても続かないですから 楽しみながら工夫しながら 効率よく食卓に並べて摂取しましょう。
次回は栄養面以外の血行不良改善について書きたいと思います。