心に響け~ストローク①~
先日は 孤独感や自己喪失感でこころがいっぱいな方に わたくしたちが何をしてあげられるのか・・をお話しました。
※ご興味のある方はこちらをご閲覧ください↓
優しい方なら自然としていることでしょう・・「相手を認めてあげること」・・交流分析用語で「ストローク」といいます。
こんにちは プライベートサロン「はは猫のハムストリングス」
セラピストのミヨです。
ストロークとは・・相手の存在を認め、認めたことを表現する言動・行動です。
図にまとめてみると このようになります↓
ストロークにも プラスとマイナスがあるんですね・・
簡単に ご説明いたしますと・・
無条件のプラスのストロークは
見返りのない思いやりの気持ちを与えることで相手の存在を認めることです。
赤ちゃんや子供家族への愛情・・動物への愛情のような・・
例えば 赤ちゃんや幼少期に親から無条件のストローク(抱っこする・優しく語りかけるなど)を与えられないと心に大きなダメージを持ったまま成長するようです。
条件付きのプラスのストロークは
評価基準を設けて ご褒美のような言葉・行動を与えて認めることです。
お手伝いをした子供に「ありがとう」と言葉をかけたりお小遣いをあげたり・・
社員が仕事がうまくいかない時 ノウハウを教えて成功したときに 褒めてあげたり拍手したり・・
しかし この条件付きのプラスのストロークの場合、心の満たされていない愛情不足の人に与える場合は注意が必要です。
受け手は自分を認めてほしいから(褒めてほしい 評価してほしい)と条件付きのプラスのストロークを求めすぎて、過剰に頑張りすぎて身体を壊してしまったり、認めてもらえなかった時(失敗したなど)の落胆が激しすぎ引きこもってしまったり 逆効果になってしまうことも・・・
おそらくみなさまはこの無条件・条件付きのプラスのストロークは日常 意識することなくお使いになっていると思います。
次回は マイナスのストロークについてお話いたします。