目のケアしていますか?PART2~ブルーライトって何?~
本日は
「ブルーライト」と「目」の関係
についてお話します。
こんにちは プライベートサロン「はは猫のハムストリングス」
セラピストのミヨです。
ブルーライトとは・・昨今普及しているLED照明やパソコン・テレビ・スマートフォンのバックライトに含まれている強い青い光です。紫外線とほぼ同等な強い光です。
ブルーライトの光が視神経や網膜に悪い影響を与えるというのはまだ未知の部分のようです。(スマホの普及が まだ20年未満なのではっきりとは分からないのですね・・でも紫外線と同等の強い光ならば 今から気を付けておきましょう)
なので、日頃感じている目の疲労感や違和感は PCやスマートフォンの長時間使用によりブルーライトの光がチラつきや眩しさを感じさせ、さらに近くへ水晶体のピントを合わせようとするので 毛様体筋が疲労し、疲れ目になるんですね。特にブルーライト限定の影響ではなさそうです。
※毛様体筋による「疲れ目」にご興味がございましたらこちらのブログへどうぞ↓
では 目以外の人体に影響はあるのでしょうか・・
ブルーライトは 自然の太陽の光にも含まれているそうです。
わたくしたちの身体は 太陽の光を受け、体内の様々な働き(体温や血圧・ホルモンの分泌など)をコントロールしています~「体内時計」というものです~
わたくしたちの一日のリズムは「体内時計」によって刻まれております。
朝起きて太陽の光を浴びると 目から入った光は 脳へ伝達され、朝であることを認識させます。
そして 日没(夜)になると光はなくなり眠くなってきます。このような一日のリズムをつかさどっているのが太陽の光に含まれる「ブルーライト」なのです。
また 一日のリズム「体内時計」をスムーズに働かせてくれているのが脳から分泌される「メラトニン」というホルモンです。(睡眠ホルモンとも呼ばれています)メラトニンの分泌は 太陽の光を目で受けてからは 一旦抑えられ、また14~16時間後の夕方頃から分泌を再開します。
なので 朝に光を目に取り入れることは 規則正しい生活を送るうえでとても大切なことなのです。
「ブルーライト」の光も同様・・だから悪者にしないでください。ただ注意が必要なだけです。
それは メラトニンが分泌を始める夕方から夜にかけて ブルーライトを目に受けてはいけないのです。
要するに 脳が朝と勘違いしてメラトニン(睡眠ホルモン)を抑えてしまうのですね。
だから「寝る前はPCやスマホを見てはいけませんよ」と世間では忠告しているのです。
人の自律神経は 古代より太陽が昇ると「交感神経」が優位になり活動を始め(例えば 古代人ならば獲物を取りにいきますよね)日が沈むと「副交感神経」が優位になり食事をしたり疲れを癒したりなど リラックスして眠りに入ります。この自律神経のリズムが体内時計なのです。
しかし 現代では日が沈んでもブルーライトが目に入ってしまう環境です。
この「交感神経」から「副交感神経」への切り替えが出来ずに 不眠を訴える方が多いとのこと。
さらに眠れない辛さがストレスとなり将来的に大病を患ってしまう・・
※交感神経にご興味のある方はこちらをご閲覧ください↓
頑張らなくてもいいんです!頑張らないでください!アロマオイル
なので 夜は「ブルーライト」の光を抑えて 副交感神経優位な身体にして眠りに入りましょうということなのです。
現在は おしゃれなブルーライトをカットできる眼鏡やPCやスマートフォンの画面へ貼るシートもございますので日が沈む頃からブルーライトを意識して、なるべく目に入れないよう工夫をしてみると良いと思います。不眠でお悩みの方は特に意識してみましょう。
LED照明やPC・スマートフォンの普及の歴史は浅いです。なので 目や人体に影響を及ぼす事が はっきりと分かるのはまだ先のような気がします。
今出来ることは目を酷使しない(目を休ませる時間を作る)。夜はブルーライトを抑えるなどして目のケア・身体のケアを心がけましょう!