身体をめぐるエッセンシャルオイルのゆくえ アロマテラピー
エッセンシャルオイルが身体の中で「どこで反応して どうなるのか・・」ご使用にあたって不安を感じる方もいらっしゃると思いますので 簡単ではございますが エッセンシャルオイル(精油)
「働く経路」
をご紹介したいと思います
こんにちは 「はは猫のハムストリングス」
セラピストのミヨです
嗅覚(きゅうかく)を通して
エッセンシャルオイルの香りを楽しんでるとき空気中に蒸発した精油成分は私たちが空気を吸い込むことによって鼻の奥にある嗅細胞といわれるところに届きます このオイルの香りの情報が電気信号に変えられて大脳に送られます
大脳で「におい」として認識され次に身体の生理機能をコントロールしている部位に伝達され様々な身体の働きに影響を与えます
※専門的に学んでいる方 絵がザックリとしすぎて申し訳ございません
嗅細胞の数や細胞の占める範囲などは個人差があるので特定の匂いに敏感な人や鈍感な人 様々です
なので ご自分に合った「香り」を見つけていただきたいです
また 人の五感(味覚・触覚・嗅覚・視覚・聴覚)の中で「嗅覚」が記憶をつかさどる「海馬(かいば)」へダイレクトに臭いの情報を送るそうです(他の感覚は一旦 視床を通して海馬へ送られます)なのでダイレクトに届く「香り」は一番記憶に結び付きやすいとも言われております
呼吸によって
精油成分を吸い込んだ時は嗅覚で感じ取り同時に肺の中に入り肺の毛細血管から わずかですが血液中へ入り込み全身をめぐります
皮膚から
皮膚に塗られた精油成分は汗腺や毛穴などから皮膚内に浸透して保湿成分を補ったり引き締めなどの働きをします さらに深く皮膚内へ浸透した精油成分は真皮や皮下組織にある末梢血管という細い血管へ入り血液を通して全身をめぐります
そうして身体に作用をもたらした血液とともに全身をめぐった精油成分は体内の様々な組織に影響を与えた後 最後には肝臓で分解され
ほぼ分解された物は腎臓でろ過されて尿または汗などで体外に排出されます
大脳へ刺激がいくので朝は活動的になる交感神経が優位になるアロマを・・・
また 夜はリラックスモード=副交感神経優位になるアロマを・・・
うまく日常の中に取り込むことで一日の生体リズムを整えることが出来そうですね
ストレスを溜め込むことで万が一 大病を患い 高い医療代を考えたら日々の生活から予防としてアロマテラピーに少しずつお金を使っても長い目で見たら お安いかもしれませんね
もちろん日々の生活の病気への予防はアロマテラピーだけでなく食事からや運動など様々なアプローチの仕方がございます
アロマテラピーも ひとつの方法と思って頂けたら良いかと思います
次回はエッセンシャルオイルの様々な楽しみ方をご紹介したいと思います